MSOffice(Word,Excel,PowerPoint,outlook)が立ち上がらなくなった

MicroSoftOfficeのアプリが突然立ち上がらなくなった
これ、意外と発生するトラブルです。
場合によっては、アイコンが白くなって、ダブルクリックしても立ち上がらなくなることもあります。
状況によって対応方法も違うので、冷静に状況を見て対応しましょう
主な状況
起こっている状況で対処方法が変わってきます、まずは状況を見ていきましょう。
- 保存してあるファイルをダブルクリックしても開かない
- アプリのショートカットをダブルクリックしても開かない
- アプリのショートカットのダブルクリックで開こうとするが勝手に閉じてしまう。(outlookで起こりがち)
- WordやExcelを同時に開くようなアプリで、既に開いているといわれるが開かない(資格の模擬試験など)
- WordやExcelのアイコンが白くなっていてダブルクリックできない
状況に応じた分析
状況に応じてもう少し深掘りしていきます
1.保存してあるファイルをダブルクリックしても開かない
まず、拡張子を確認しましょう。 拡張子とは、該当のファイルの種類を示しているもので、Windowsは拡張子をもとに開くアプリを決めています。
それが、おかしくなっていると開けなかったり、違うアプリで開こうとして「ファイルが壊れている」と表示されることもあります。

エクスプローラーを開いて、該当のファイルを参照して確認します。
画像が、エクスプローラーを開いたところです。
青丸で囲ってあるのが、拡張子です。
ファイルの種類によってきめられていますので、うかつに変更するとアプリが立ち上がらなくなります。
ネットでダウンロードしたデータは、元々ついてないものもありますので注意が必要です。
ワード文書 | .docx |
エクセルブック(ワークシート) | .xlsx |
パワーポイントプレゼンテーション | .pptx |
写真 | .jpeg など |
ただ、拡張子は標準設定だと表示されていません。その場合は赤丸のファイルの種類で確認することもできます。
(対応)名前の変更で、拡張子を正しく修正してください。
2.アプリ(Word、Excel、PowerPoint、Outlook)のショートカットをダブルクリックしても開かない
アプリのアイコンはちゃんと出ているのに、ダブルクリックしても開かない問題です。
スタートボタンから、すべてのアプリを開いて、開かないアプリをクリックしてみましょう。
- 開く場合→ショートカットの設定がおかしくなっています。
(対応)すべてのアプリからアプリをデスクトップにドラッグしてショートカットを作り直しましょう。 - 開かない場合→アプリの破損が考えられます。
(対応)MicroSoftオフィスの修復をしましょう。(手順はこちら→オフィスの修復)
3.アプリのショートカットのダブルクリックで開こうとするが閉じてしまう
outlookで時々発生します。
outlookが開かなくなるので、メールの確認ができなくなります。
これは、2のすべてのアプリからのクリックから開けないのと同じで、アプリの破損の可能性が高いです。
(対応)MicdoSoftオフィスの修復をしましょう(手順はこちら→オフィスの修復)
4.WordやExcelを同時に開くようなアプリで、既に開いているといわれるが開かない(資格の模擬試験など)
MOSの模擬試験プログラムなどで起きることがあります。
Excelは2重に開けますが、模擬試験は2重に開くと動作できないようなので、時々起こることがあります。
明らかに、Excelが開いていれば閉じればよいのですが、開いていないのに、開いているといわれることがあります。
「完全に立ち上がってないけど、Excelのプログラムは動いている」 という状態になっています。
(対応)タスクマネージャーを開いて、Excelを閉じましょう(手順はこちら→タスクマネージャーからアプリを強制終了させる)
5.WordやExcelのアイコンが白くなっていてダブルクリックできない
オフィスプログラムがおかしくなっています。(消えている可能性あり)
Windowsの更新で、関連アプリも同時に更新するになっていて、更新で何らかの異常があると起こることがあります。
なので、多くの場合Windowsの更新後、オフィスがおかしくなったとなります。
以下の手順で確認します。
- 2つのパターンがあるので、切り分ける必要があります。
- Windowsのスタートボタンから、設定を開きます。
- アプリメニューのインストールしているアプリ を開きます。
- MicroSoft Office Home&Bussines 2021 などのアプリがある場合
オフィスプログラムが破損しています。
(対応)MicdoSoftオフィスの修復をしましょう(手順はこちら→オフィスの修復)
- MicroSoft Office Home&Bussines 2021 などのアプリがない場合
オフィスがなくなっています。
(対応)再インストールしてください。
対応方法
1.オフィスの修復
- Windowsのスタートボタン から、設定をクリックします
- 開いたメニューの アプリメニューを選びます
- アプリメニューの「インストールされているアプリ」を開きます
- アプリの中から、MicroSoft Office Home&Bussines 2021(インストールされているバージョンによって異なります)の右端の3つの点を押します。(図のオレンジの丸の位置)
- 変更を選びます。
- デバイスに変更を加えますか と聞かれるので、「はい」
- Officeプログラムをどのように修復しますか
クイック修復 と オンライン修復 が出ているので、クイック修復を選びます。 - 修復ボタンを押し、終了したら治っているか確認してください。

(注意)上記でダメな場合は、オンライン修復になりますが、インストール時のMicrosoftアカウントの再入力になります。パスワードが分からない場合は、使えなくなりますので、インストール時のIDとパスワードを事前に準備して実行してください。
2.タスクマネージャーからアプリを強制終了させる
タスクマネージャーは、動作しているプログラムの状態を確認し、強制終了させることができるツールです。
画面には出ていなくても動作しているプログラムはたくさんあり確認することができます。
(手順)
- Ctrl と Shift ボタンを押した状態で、「esc」ボタンを押します
- タスクマネージャーのウィンドウが開きます
- アプリの項目で、「Excel」を選択します。(画像のオレンジの丸)
- タスクマネージャーの右上にある「タスクを終了する」を押します
- これでExcelが停止しました
